1651年建築。国指定重要文化財。
参道側から拝殿、幣殿(石の間)、本殿の三つの部屋からなる権現造りです。
拝殿にある東照宮額は後水尾天皇の真筆で純金、壁画は狩野探幽作で桃山期の豪華雄大な画風による唐獅子が描かれています。
幣殿は、松に鷹、鳳凰に牡丹の彫刻や、狩野派の壁画で華やかに彩られています。
本殿には家康公、吉宗公、慶喜公、寒松院(藤堂高虎)、天海僧正の御神体が安置されております。

1651年建築。国指定重要文化財。正式名称は唐破風造り四脚門。
総金箔の門で両側上部にある松竹梅と錦鶏鳥の透彫は精巧で美しく、室町桃山時代の技術を集大成したものとして評価されています。
柱の内外四額面には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「昇り龍・降り龍」の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。
偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来して、頭が下を向いているものが昇り龍と呼ばれています。
1651年建築。国指定重要文化財。
菱格子の塀で向こうが見えることから「透塀」と呼ばれています。
上下に施された300枚もの彫刻には、上欄には山野の動植物、下欄には海や川の動植物が、どれも雌雄、陰陽の姿として生き生きと表現されています。
全48基。国指定重要文化財。寛永慶安年間に諸大名が奉納。
唐門両側6基は徳川御三家(紀伊・水戸・尾張)より寄進されたものです。
家康公の13回忌に藤堂高虎が奉納した1基が最も古く、形も南円堂形と特徴的です。
200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年(1651年)に諸大名より奉納されたものです。
参道両脇に整然と並んでいる石灯籠は武士が神君をお守りしているようだと称えられています。
1632年に佐久間勝之より奉納された石灯籠は高さ6.8mとあまりにも大きいので「お化け灯籠」と呼ばれており、名古屋の熱田神宮の石灯籠、京都南禅寺の大石灯籠と合わせて日本三大石灯籠のひとつに数えられています。
社殿脇にお祀りしています。
「お狸様」「夢見狸」と呼ばれ親しまれています。
江戸時代に奉献された大奥で災いをもたらし、その後も安置された大名、旗本諸家を潰した悪業狸として有名でしたが、大正年間に東照宮に寄贈されてから災いがなくなったといわれています。
現在は、他を抜く狸という縁起から強運開祖の受験の神様として信仰されています。毎年多くの受験生の方が合格祈願のお参りをされます。